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sanaa

美しいと聞き、憧れていた紅海を初めて目にした。
大好きな海を目の前にした。
憧れのイエメンで憧れの紅海を。
海に癒された。わずかながらもとても嬉しい経験。
ほかとは違うホーハの村(町?)も面白かった。

紅海の写真を撮ろうとすると
すぐ下にいたお兄さんがポーズ。

ホーハの村から海へ向かう途中
すれ違ったお兄さんとたくさんの荷を乗せたロバ。

バイクの後ろにまたがって、村へ入る道を逆戻り。
村を出たあたりから来た道とは違う海への道を行きだした。
村を出てすぐに遠めに紅海が見える。いつ海岸へ着くんだろう、わくわく。
少し左に曲がればすぐに海なのに。
そう思いながらも気持ちいい風を浴びながらバイクの後ろですぐ向こうに見えている紅海を眺め続ける。

道は砂浜の延長のような、さらさらの砂とすこしごつごつした石。
周りには貧粗な緑が見える。

あああ、水平線だ。青い紅の海。

次第に海が近づいてもう少しかな、ここかな、と何度か思ったところで、バイクは気が茂る場所へと入り込み、海岸ならではのさらさらな砂の上を気の間をかいくぐって進んでいく。あと少しだ!紅海目前。

ついについに紅海の海岸へと着いた。
遠浅な感じの青い海だ。
止まるのかと思ったらバイクはまだ進む。先にバンガローのある場所が見えた。ああ、ここへ連れてきてくれたのか。

水際すれすれを通りバンガローのある階段を登って改めて、私の目の前に果てなく広がる海を見つめた。青い紅の海だ。
私の目には果てなく広がる海、でもこの先には私のまだ見ない、国々の広がるアフリカ大陸があるんだぁ。この海を渡れば、イタリア文化の香り漂うエリトリアがある。その向こうには深いキリスト今日の歴史を持つエチオピア、北へ登れば、スーダンに、メッカから程近いサウジアラビアの港町ジッダ。さらにさらに先へ行けばエジプトを通りスエズを渡って地中海。なんとも私の想像力を掻きたてる海の存在だ。でも、憧れのイエメンでこの海を目の前にできたことが一番嬉しかった。

たくさんのやしの木が生い茂るバンガローの立ち並ぶ敷地はけっこう広く、時間があったら1泊でもしてのんびりしたい気持ちにさせた。
考えてみると、旅は街歩きが好きな私は、リゾートという言葉の似合う場所はほとんど訪れたことがない。訪れた場所も、そこでゆっくり時間を過ごすためではなく、旅の途中の1箇所でしかなかった。
なんだかせかせかした私にはリゾートでのんびりなんて過ごせない気もするのだ。
でもさ〜彼とのんびり行きたいなぁ、と強く思う最近なのです。

バンガローの立ち並ぶ中の広場。

海側にはイスラム的な曲線の美しい門。
階段を下りてすぐに海がある。

バンガローにいた休暇を楽しむおじさんたち。
タイズでコンピューター関係の仕事をするインド人の方々だった。パキスタンの方もいた。
2〜3人の方とお話していると、たくさんの人があるまり初めて、いつしかみんなに囲まれて話していた。とても楽しい方たちで、すごくフレンドリーに話をしてくださって、海に感動して楽しんでいる私はわずかながらもさらに楽しい時間を過ごせた。
皆さんはしばらくここに滞在していて、明日にはタイズへと戻るらしい。
「一緒に今日はここで泊まったらいいよ!」
何人かのおじさんが誘ってくださった。
そうね〜この人たちと一緒にいるのも楽しそうなの!
「そうしたい気持ちもやまやまなのだけど、時間のない旅なんですー!」
「じゃあ、せめて少し後で僕らはランチを作るから、一緒に食べよう。インディアン・ランチだよ。インド料理は好きかい?」
「大好き〜!」
でもさ、でもさ!話を聞くとまだ準備からだからしばらく先なのよね、食べれるの。参加したら食べる時間におしゃべりな私はさらに長居をすることが目に見えていたの!そうすると大幅に予定が狂ってしまう。それは今日のホデイダへ行くという予定だけじゃなくて、さらに先にある行きたい場所過ごしたい時間も過ごすことができなくなる。ここで楽しいおじさんたちと思いがけず時間を過ごしてもそれは私の旅。予定外の楽しい時間を過ごせることはわかっていたけれど、今回は最初の予定を選ぶことにした。楽しい人たちだったから後ろ髪を引かれた。

それだけじゃなくてもう少しのんびりしたかったけど、ドライバーさんにも少しせかされ、しばらくぼーっと過ごしただけで、来た道を戻って、ホーハの村へ。短い時間が悔しくて残念だった。

←ホーハの村のメインストリート
カメラを構えるといつの間にか数人の子供が
カメラの前に立っている。

フレッシュジュースのお店は人気

明日の犠牲祭の準備だね。
見にくいけどバイクの人と人の間には
羊が一匹乗せられてます↑
そして大通りの1っポン裏にはたくさんの羊!→

↑村の大通りでもロバの運び屋は活躍!
大通りの端から端まではゆっくり歩いても5分ほど↑

←ふと目を向けると原色で彩られたドアが
かわいいじゃないですか。

村に戻ってこれまで見たことのないこの空気をもう少し楽しみたくて、ここをしばらく歩いてみることにした。それを伝えるとドライバーさんもそのつもりがあったのか村を案内してくれた。私の先をゆっくり歩いて進む。

ホーハの村は小さいようでいて、ここがこの村の大通りだからだろうか、けっこう人がたくさん歩いていた。
旅行者の私をじろじろ見ることはなかったけれど、私が少し立ち止まって何かを聞いたり、カメラを構えたりするといつの間にかみんなが興味津々で集まっている。でも干渉はしない。英語を話せる旅行者相手に働く人だけが私に話しかけてきた。
でも他の観光地のようにしつこいこともなく、必要な情報を与えてくれるだけだ。

さっきは海で少しせかしていたドライバーのおじさんだったけど、この村の中はなんだかゆっくり案内してくれた。自分の普段の生活の場所だから居心地がいいのだろうか。ありがたい限りです。
大通りの人ごみも味のある面持ちだったけれど、それ以上に通りをそれて中の、裏の小道を歩くとさらに濃厚な空気が流れていた。
この村の面する紅海の先にあるアフリカの要素が、まだ濃いアフリカの町を知らない私だけれど、明らかに首都サナアやドバイやシリアと言ったアラブの場所は違うものがここで感じることができた。日本人には理解しがたい秩序があるのだろう。それはきっと長く過ごさないとわかることはないものだと思う。
歩くほどにここの空気に少し酔いそうになる。

ここでもガートは盛んに売買されていた.。
おじさんが連れてってくれたガートスーク。
スークの写真を撮ろうとするとおじさんがポーズ、笑

仲良くなったインド・パキスタンのおじ様、お兄さんたち。
右端の方のターバン+サングラスはドライバーさん。

美しき 紅 海

どれくらいかけてだろうか、元いた場所へ戻るまで村をしばらく歩き回った。
紅海をもう少し見たいながらも、紅海を見れてとても嬉しかった。
そして思いがけず歩いたこの場所の空気も楽しかった。

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