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日本におけるビザの取得と
現地パーミットについて
(一部情報です)

イエメン入国にはビザが必要。
私が旅した2006年1月現在では空港での取得が可能だったようですが、安定しない情勢と情報のため前もって日本の大使館で取得をしていきました。
他の大使館がそうであるようにここでもけっこう容易にビザは取ることができました。
名古屋に暮らす私にとってはイエメン大使館は遠いので郵便でのやり取りになりました。大使館に電話をして申請書をFAXしてもらい、必要事項を記入した上で代金とパスポートとあわせて送って、後は待つだけ。
どれくらいかかるのかと思えば約10日ほどで帰ってきて、飛行機と、もう一つ入国のチケットを手に入れてとても嬉しかった。

イエメン国内を旅するにも、イエメンがどんなに美しい国でもまだまだ観光に開けた国ではなく、旅人はある程度の制約が付きまとう。それがパーミット、許可証。
今回の旅で日本人観光客に人気のシャハラに行くにはパーミットが必要だと聞いたけれど、結局のところ私は行っていません。
パーミットが必要といわれていたのは主に日本外務省でも渡航の注意が出ていた北部地域。サナアから北は全てかというとだいぶ北へ行くときだけ必要のようです。
観光客に人気の双子都市、シバームとカウカバンへ行きました。最終的に必要ありませんでした。あくまで2006年1月現在。

でも、私はシバームへ行くために、北の乗り合いタクシー乗り場アル・ジャーマへ行くとそこで言われたのは
「シバームへ行くにはパーミットがいる!」
行ってきた相手はその乗り合いタクシー乗り場で働いているような若い人。これまで何人もの旅人を見てきたかのようでした。うそを言っている風でもなく、他の人でも「いる」という人がいたので、なくても行ってしまえ!と思ったのですが、これも経験か(また来たくなっていたイエメンなので知っておいてもいいか)と思い、来た道を引き返しわざわざ行ってきましたとも!

最初は新市街の中心タハリール広場だといわれ、戻ったものの結局そこではなく、「地球の歩き方」の地図よりさらに北にある、「General Authority Tourism Development」ここでパーミッションを出してもらうことが判明。
「General Authority Tourism Development」へ行くのに目印になるのが「サバタワーホテル」です。サバタワーホテルは7〜8階建てのきれいめなホテル。「General Authority Tourism Development」は少しだけわかりにくいのでサバタワーホテルを起点に簡単な行き方↓
サバタワーホテルは東西に抜ける大通りに面した建物で、このホテルの入り口を出て反対側にわたり左手に曲がります。歩くこと40〜50mにある道を右に曲がると40〜50mほど進んだところ右手に見えてくる建物の3階が目的地のようです。
「ようです」というのは、結局ここまできて私は入らなかった。いえ、入れなかったから・・。時は折りしも犠牲祭。街はこの大きなイベントで多くの人が帰省して静まり返っていました。当然、お役所仕事が開いているわけもなく、ええ、ええ、場所だけ確認して、帰って来ましたとも!
ぐったりした私は結局大通りからさっき自分のいたアル・ジャーマまでタクシーを使い、ただの時間とお金の出費です。これだけして、いけなかったらしょうがないっス、シバーム・カウカバン。でも結局は行けたのですけど。
出費でしたが、実はタハリール広場からこのサバタワーホテルまで、親切なイエメン人ビジネスマンのおじ様に乗せてきてもらったメリでした。タクシーを停めるつもりが、外国人の私の興味をもって心配したおじ様が停まってくださり乗せて来てくれたというわけです。もちろん警戒はしましたが、朝で人通りもある通りを行くため、お言葉に甘えたメリでした。

サナアに戻るまでわずか数日ですがイエメンを旅して、数回、検問のような場所を通りました。州境なのかな。ホデイダの市内に入るときもあった。
そこで、乗り合いタクシーは止められ、乗っている客をライフルを持った警察官がぐるりと見回す。
そして、もちろん、目は私=外国人旅行者で止まって
「お前はなんだ?」というような質問をするのです。
「スィヤーヒヤ」(「旅行者」(の女性形。男の人は「スィヤーフ」)と答えると、毎回パスポートが要求されました。ただ中身をパラパラ確認するためで、一度も問題になった事はないけれど、私一人のために、車が止まりライフルつきの警察官に吟味されているような感覚はいいものじゃないですね。
サナアより南西を旅してこれは2回程度のことだったはずが、サナアから北のシバームへ行く道ではそこだけで2回か3回もありました。必要だといわれていたパーミットがないので、ここで降ろされてしまうかもしれないと思い、緊張しましたが、無事通過できてよかったぁ。
帰りも同じ。またチェック。悪いことはしてないけど、こういうのは緊張するものですよね。

情勢が変わりやすい地域とはいえ、これからどんどん開けていったらもう少し旅しやすくなるのでしょう。旅のしにくさはしばしば、旅の醍醐味を与えてくれるものでもありますが。

この建物3階がパーミットを発行しているという
General Authority Tourism Developmentらしいです。

反対側へ回り込むとこんな看板が。

ちなみにこれ、大通りのサバタワーホテル。

General Authority Tourism Development
前にいた少年たちに写真をせがまれる。
しまっていることを教えてくれたお礼に撮影。

サバタワーホテルまで乗せてくれたおじ様。
special thanks to
Mr. Mohammed Abdullah