プロローグ




この1年、お世話になった
この1冊!
内容がたくさん詰まった
『旅行人』
写真が美しい『ニュートラル』と姉妹雑誌『アナザーニュートラル』
イエメンに初めて興味を持ったのは約2年前。
どこでだったのか覚えていないけど、ふと見た写真があまりにきれいで
「これは生で見るしかない」
そう思わせる景色だった。それがイエメンの首都サナアだ。
すぐに買ったのは旅行者のための『地球の歩き方』 後ろの方に薄いページ使いで載っていたイエメンだった。
行こう!と思ったけど、治安情報からそのときは行くのを断念。両親を必要以上に心配させたくなかったから。でも抱き続けていた憧れのイエメン。
調べるほどに私の期待を裏切らない国のよう。
旅で出会った友人たちが同じようにイエメンへの憧れを抱いていた。
旅人をひきつける何かが、あるのだ。
手に入れた『ニュートラル』の写真は改めて私をひきつけた。お友達のきぃちゃんが教えてくれて買ってみたら、あらいいわ。で、さらにもう1冊を発見・購入。
情報の少ないイエメンにあってこれはイメージのわく嬉しい情報だった。
雑誌『旅行人』を手に入れたのは旅を決めた少し前。知ってはいたものの、見つけられずネットで購入。1冊イエメン!読み応えのある雑誌だ。
この旅行をきっかけに前より多くの旅行者がイエメンを訪れるようになったとも聞いた。そうなのか〜。
数冊だけの情報が逆に想像を掻き立てる。
まさにアラビアンナイトの世界さながらに古きよきの残る街の景色と空気。その写真から端々に映っているのは私が普段の生活で見るような現代のさまざまな産物。紛れもなくこの街は今の時代にあって今の人々を抱き存在し続けているのだ。
そんなことをイメージするとさらにたまらなくこの国にひきつけられた。
この国には一体何があるのだろう。
「幸福のアラビアArabia Felix」
広いアラブの社会においてこの国だけがそう呼ばれる、その所以は行けば、わかるのか。