






ハジャラからマナハへ向かう道から。
段々畑の先にわずかに見える白い家々がマナハの町。
マナハの景色の美しさは高い岩場の段々畑。
マナハの町そのものも山の傾斜に沿って
作られた家々が上へ上へと連なる。
静かな町だ。

ハジャラで知り合ったマイクも今日サナアへ帰る予定だった。彼はサナアからの日帰り観光だ。私がマナハから500YRでサナアまで帰るタクシーがあるというと彼もそれで帰りたいということでハジャラからマナハへも一緒することにした。
二人でハジャラの私が行きに来た道を戻り、ハジャラの端っこの村?の入り口まで歩きタクシーを捕まえようとした。でも、ツーリストプライスだからか日柄の悪さ(良さ?)のせいか価格は納得がいかず、歩けるとこまで二人で歩くことにした。多分途中でタクシーを拾うないし、ヒッチハイクする方が確実に安いから。
荷物が重くて疲れていたけれど、景色のきれいさと話す相手がいることで楽しい散歩だ。でもそれも10分ほど歩くだけですぐに通りかかったトラックが乗せてくれた。家族の乗ったトラックは私たちのために子供が席をあけてくれて前の席にぎゅうぎゅうになっていた。
気さくなおじさんが運転するトラックだ。
トラックは途中明らかに違う場所へ行った。
「ちょっと待ってて。」
おじさんが用があるようだ。観光地と観光地を結ぶ間にありながら絶対自分じゃ寄らない町は、さっきの少し観光客に慣れたハジャラの後なだけに素朴に見えた。
子供たちに飴を上げると喜んでくれて嬉しい。
楽しいドライブはあっという間に目的地マナハに着いた。
タクシーというわけではない、家族のお出かけのついでに乗せてもらった私たちにおじさんも家族も、これがイエメンのルールなのだろう、お金を請求することなく気持ちよく別れの挨拶をして去って行った。
おじさんが途中に立ち寄った村。
ここも高台にあって景色がきれいだ。
町を散策中。マイクの後姿。
ハジャラの町はこの道を右奥のほうへ行く。
正面の白い建物の左がマナハの乗り合いタクシーターミナル。
ここからマグラバ、サナアへ行く。
高い岩に囲まれた傾斜にあるマナハの町。
マイクと二人、マナハの町を少しだけ歩いた。そう、少しだけ、私はすぐに声をかけられてしまったから。
「サナア!サナアへ行くよ。時間がない。」
それは帰り道を約束した乗り合いタクシーのお兄さん。他よりもかなり安い価格で乗せてくれるのだ。マイクもそれに乗りたいと言っていた。でもまだマナハの町はほとんど見れていないけど・・。
「マイクどうする?安いけど、すぐ行くことになっちゃったみたい。」
ハジャラに満足したのも大きかったけれど、ハジャラへの往路と袋で見た遠巻きのマナハの景色にも十分に満足をしていた。町そのものよりも町周辺のマナハが有名なのはその景色の美しさだ。
町歩きがゆっくりできないことはまぁいいかという結果だった。
二人で少しだけゆっくり歩きながらマナハの町をぐるりと見てタクシーに乗り込んだ。
少し離れた場所から見たマナハの町並み。
ハジャラを少し下った場所からのマナハ。右奥が町。