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hamam

hamamの意味は「風呂・銭湯」
トルコのこのハマムは古くはローマ時代から受け継がれたひとつのトルコ文化。イスラムの国家ではあまり見られなくなったこのハマムもトルコではまだまだ、一般庶民の間でも使用されてる。日本と同様に地震の多い土地柄が、たくさんの温泉地を作り出し、そんな文化を根付かせた。
しかしながら、日本人の考えるような毎日入るお風呂の価値観とは少し違う。
乾燥した土地柄、また、現代では電気・ガス・水道代の高さもあって、またこれも生活様式なのであろうトルコでは毎日風呂に入らない人もたくさんいる。
そんなトルコ人にとっての憩いの場でもあるのがハマムであり、宗教的側面からも体を清潔に保つ必要性から、たまに訪れる場所なのだ。

お風呂好きな日本人にとってはハマム自体のマッサージの気持ちのよさももちろんだが、出たあとの爽快感や何よりトルコの雰囲気もきっと満足するに違いない。

1回目にトルコを訪れたときにハマムには行こう!と決めていた。・・・にもかかわらず、なんだかんだで行けなかった。
ようやく念願かなった2回目のトルコで「今日は行くぞ!」という固い決意のもと、イスタンブールのチェンベルリタシュ・ハマムへと向かった。

チェンベルリタシュ・ハマムはトルコにおいてホテルなどの施設内に併設されたものを除くと、その立地条件からも一番観光の訪れるハマムの一つだろう。
観光の中心スルタンアフメットからはトラムだとたったの一駅、歩いて約10分〜15分のところにあるからだ。
チェンベルリタシュ・ハマムのおすすめはそのハマムとしての役割だけでなく歴史的重厚感のあるその建物自体にもある。
なんと創業はオスマントルコ時代の1584年。オスマントルコの中でも最も名高い建築家とも言われるミマール・スィナン、の建築物なのだ。
どこのハマムでも、なんとなく小汚いような(?)、味わいのある面持ち入り口を越えるとハマムがある。そこにはお風呂上りの人がひと時の憩いの時間を過ごす吹き抜けの広いスペースがある。
そこから中へ、ロッカールームへと向かうわけだ。

いつもはお客さんでいっぱいのチェンベルリタシュ・ハマム。でもこの写真を撮ったときには帰国前の私は朝一番で乗り込み、一番最初のお客様となったためこんな写真を撮らせてもらうことができた。
一番、といってもオープンが朝の6時となっていて、それからしばらくしての8時くらいに中に入った。
しかし・・、写真を撮らせてもらえたものの、アカすり師(ケセジ)のおばさんが誰一人としていなかった。写真撮影のあとロッカールームで服を脱ぎチェックのタオルを巻き巻きなどしているとケセジのおばちゃん&おねえちゃんたちが登場。
「中に入って、待っててね」
言いつけどおり、蒸し風呂状態の中に入り、マッサージを頼んだ私は、おばさんが来るまでのしばらく、下から熱せられた中央においてある大きな「へそ石」の台の上で寝転がって体を蒸して、十分に毛穴が開くのを待っていた。
しかし、おばちゃんは時間になってものんびりと準備をしたり、姿を消したりでなかなか来てくれない。
すっかりのぼせてきたところでようやく、その心地い〜いマッサージが始まった。しっかり垢をこすり落としたあと(こんなにも!と驚く)バケツの中で石鹸を泡立てて、たくさんの泡をタオルを絞って体の上に落とす。あかすりのあとのマッサージだ。これがまた、眠くなりそうなくらい気持ちいい。半のぼせ気味であるが。
体中のマッサージのあと、頭も洗ってくれる。・・・、同じ石鹸で。ごわつく・・・・・・。リンスでしてくれたところもあったが、やっぱり少しごわついた気が・・・。

こののぼせたときのおばちゃんはその1年前にマイムンジュームと訪れたときと同じおばちゃんだった。なんだか覚えていた。おばちゃんにそれを伝えると、とても嬉しそうにしてくれた。
ハマムで働く女性はまれに上半身裸の場合もあるが、たいていパンツとブラジャー姿である。
トルコ人は他人にあまり見せることはしない。そのためこういうお風呂で働く女性も下着は着用。またお客様としてくるトルコ人も当然パンツを脱ぐことはなく、下着姿である。
観光客ばかりだと、すぐ前に脱いでいた人がいるとその人に習って、また「お風呂」であるために全て脱いでしまう人が多い。
このハマムでも恥ずかしそうに水着を着ている方も数人見かけたことがあるが、大体誰かが裸だと観光地のハマムでは皆さん素っ裸だ。
そんな中パンツをはいていたりすると、逆に目立ったりもする。本トルコのハマムでは来の姿のはずなのだが・・。
真ん中のへそ石を囲むように、周りには常に@お湯A水の出た蛇口が洗面台のようなところに豊かに水をため、あふれ出ている。
私はこっそりここで、自分の持ち込んだ洗顔フォームなどで顔を洗うとき、一緒にパンツも洗っている。だって、洗濯物が減るから!帰ってから部屋に干す。
この周りにおばちゃんたちのアカすりセットが置いてあって、言えば貸してくれるので、お金のないときなどは自分でアカをする。

聞いた話だが、ハマムによっては男性のケセジが女性をアカすりしたりマッサージをするところ、はてはそれを楽しむいやらしいケセジのいる、悪徳ハマムもあるらしい。ホテルなどでは時折男性ケセジが女性につくこともあるらしいのだが、基本的には何しろイスラムの国、男性には男性、女性には女性がつくこととなる。
そんな中、チェンベルリタシュ・ハマムは観光客向けに名高く、旅行会社経営の友人も間違いないと、太鼓判を押す。しかしながら、そう、観光客向け、観光客プライスなのだ。
イスタンブール以外の都市・街にあるハマムに行けば、約800円ほどでマッサージつきのサービスが受けられる。それに対して、このチェンベルリタシュ・ハマム、マッサージをつけるとなんと2000円以上になってしまうのだ。たとえつけなかったとしても、使用だけで約1200円。
泡泡マッサージ&あかすりの心地よさはもう、たまらない。時間がないとき、それでもハマムを味わいたいのなら、旅の思い出と快感のためにたいした金額ではないかもしれない。

ハマムの入り方

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入り口を入ってすぐ横の受付でお金を払う
 このときにただの使用か、アカすり&マッサージをつけるか言ってその金額を払う。

男性用・女性用それぞれ、(場所によっては交代制のところもあるので、行ったら受付で聞いてみよう、ちなみにチェンベルリタシュはいつでも男女ともOK)更衣室に入る。
 ←のようなロッカールームの場合もあるが、専用更衣室として個室が与えられることも。

下着(パンツ)はそのままで服を脱ぎ、ロッカーもしくは更衣室に鍵をかけたら、渡されたタオル(かわいいチェック柄が多い)を巻いて、ハマム内へ向かう。
 ←その前にトイレは忘れずに。

中に入ったら、早速、中心にある大きなへそ石の上に寝転がる。
このとき、巻いていたタオルを引いてその上に寝よう。
 入るときにもうそれが伝わってることもあるが、おばちゃん(お姉さん)(←あかすり師=ケセジ)が、アカすりの有無を聞いてきたりする。

呼ばれるまでのしばらくの間、意外に長いが暑気持ちいい、じっくりと蒸された空間の中であったかいへそ石の上で体中の毛穴を広げる。

おばちゃんにアカすり&マッサージをしてもらう。全身念入り。
このあと、←の洗面台のようなところの横で頭も洗ってもらえる。

外に出ると体を拭くためのタオルを改めて貸してもらえて、これまでのびしょびしょのタオルはお返しするか、回収箱などに入れる。

髪の毛を乾かすのにドライヤーは置いてあるところとおいてないところがあるので、注意。
ハマムによっては、着替え終わるころにチャイを出してもらえるところもある。

どんなお店に評判があるように、ハマムにも評判がある。
どこかの町ではいるときにそこで一言そのハマムの評判を聞いてみるのもいいかもしれない。せっかくならいいハマムに入りたいもんね。

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トルコには本当にたくさんの温泉地がある。私はこれまでトルコを旅行するときに温泉のためでどこかへ行ったことはないが、ぜひぜひ、風呂好きな日本人として訪れてみたいと思っている。
時間があったら途中下車して、温泉で1泊。そんなのステキではないか。

トルコの温泉地として有名なのはイスタンブールから南東にバスで4時間の文化都市ブルサ。

有名なだけあって、町の中にもたくさんのハマムがある。
いくつかのハマムでは日本人の喜ぶ浴槽もあるというのだが、残念ながら私の行ったハマム「チャクル・アァ」ではなかった。
しかしここでのマッサージを始めサービスはかなりおすすめ。ちなみに価格はアカすり&マッサージ込みで約750円。

また行きたいな、ブルサに、ハマムに。