


















カンガルの温泉はとても変わった温泉で、魚のすむ温泉と言われている。
それはたくさんの小さい魚が暮らし、そこへ入った人の悪くなった部分の皮膚だけを食べてくれるという温泉だ。
実際にちゃんとした皮膚の療養施設もかねており、皮膚に問題を持った人が10日以上1ヶ月とかの滞在をして治療を行う施設を併設している場所。
日本でもドクターフィッシュとして最近試せる場所ができたらしいけれど、でもやはりここでしか味わえないものでもある、バルクル・カプルジャに行くことにした。
バルクル・カプルジャの敷地の
入り口には大きな看板。
バルクル・カプルジャの行き方
バルクル・カプルジャへは夏のオンシーズンだけカンガルの町からシャトルバスが出ているということだった。
オトガルでいつ来るのかと聞いてみると30分に1本だと言われたので待ってみたけれど、40分になっても来ない。
結局タクシーで行くことにした。
確かその距離20分くらい。
オトガルからバルクル・カプルジャに向けて出発する。車に乗ることほんの3分くらいでシワス方面から来たときとは反対側の町の端に出る。そして周りはこの町まで来た道がそうであったように何もない、ちょっとごつごつした土の道を行く。小さな村をひとつ超えて2階くらい現れたバルクル・カプルジャの看板にドキドキしながらのタクシーだった。
たくさんの木が並ぶ敷地の入り口には門のようなものがあり、入園者はそこでお金を払う。
ここにはたくさんの車が停まっていて、ピクニックの施設もあるようで私が訪れたのは日曜日、いくつものトルコ人家族が休暇を楽しんでいた。
途中で見たバルクル・カプルジャの看板
敷地の入り口
敷地内にあるピクニック場所は2箇所で入り口付近を左上に行った場所と、奥のほうにあるプールの入り口付近だ。
このプールこそが私が行きたかった場所。たくさんの?悪い皮膚を食べてくれる魚が放されたプールどんなのだろう〜。皮膚の悪さに少しコンプレックスもあったのでなおのこと期待が膨らむ。
この敷地には奥のほうにキレイな5階建てのホテルにコンドミニアムのようなホテル、そしてキレイな川も流れていた。
このホテルは本当に「療養所」で深刻な皮膚病の人たちが治療をするためのもの。
プールというのはみんな誰でも入れる施設で治療の場所は別に設けられていて看板の写真にあるようなのはその治療施設らしかった。
着いてすぐに目の前にあった川に目をやると何人もの人たちがズボンを捲り上げて川に足をつけている。なんと!ここでは自然の皮膚を食べる魚がすんでいるというじゃないですか!ピクニックに来た人たちがそれを楽しんでいて、外国人の私がものめずらしそうに見ていると笑って手招きしてくれたので早速参加!
そこにいた人が座り心地のいい場所を譲ってくれて、足を川にIN!
足を入れた瞬間にはばーー!っと魚が逃げて行ったけれど、ほんの少し待つと少しずつそしてばばっっと!魚たちが集まってくる!
←療養施設をかねたホテル
↑ホテルの前に川がありのどかな景色。
渡りきった正面がコンドミニアムみたいな療養のための宿泊施設。
川沿いにはのんびりしたカフェが作られている。
景色のきれいな川辺
この魚、サイズが思っていたよりも少し大きかった。
それが集まって一気に私の足をつっつく!
コレがくすぐったい!
最初はなっかなか慣れれなくてくすぐったくて笑えて何度も足を出したり入れたり。
それが少しずつ慣れてくると少しビリビリくるような、私なりの表現だと、スーパー銭湯の電気風呂にゆるめにつかってるような感覚が足にあった。
でもその中の大き目の魚ったら!ツン、ツン、ツン、となんだか勢いをつけてつっついてくるからちょっとイタイ。
でもコレも皮膚をキレイにしてもらうため!
最初はたくさん集まってくれるのが嬉しかったけど・・よくよく考えたらそれって皮膚に問題があるってことですよね?
う〜ん複雑。
そしてここから、一番の目的のプールへ向かう。
プールは入ってきた敷地の突き当りを更に億へ向かった場所にある。その途中にはピクニックスペースもあって何組もの家族がバーベキューを楽しんでいた。
「水泳用プール入り口」を示す看板
プールからすぐのところに作られた
ピクニックスペース
男女別のプール。
これは女性用プールの入り口。
プールは1m40くらいの深さでの15m*25m四方くらいのプールでビックリするくらい人でごった返していた。気軽場所もすごく狭いスペースでトイレと兼用でトイレもキレイとは言いがたい。もちろんロッカーはないので荷物はプールサイドに放置するしかなくて、込み合ったこの日はその場所探しも面倒だった。普段肌を出さないイスラム社会なのでプールも高い壁に囲まれている。女性だけのプールだったのでやはりというかおばちゃんパワーがすごかった。
一番楽しみだった水は、これがたくさんの人がいすぎているせいで緑色ににごっていて端のほうには髪の毛とかも浮かんでいて全く顔をつける気にはなれず・・・。赤ちゃんの泳がせている人がたくさんいたけれど、変な菌がつかないか心配しちゃうくらいだった。
魚はどうだったかというと、あまりに人が多いので端のほうでじっとしているとわずかに足の先をつついてくれる程度。あせもとかが気になっていたけれどとてもそれをついばんでくれるのは期待できなかった。水がにごっているのでおなかの辺りさえも見えず。ここへ来る人の多くはこの魚の目的もありながらも一番はプールのようだったので、泳いで騒いで魚が逃げてしまうことは二の次だった。
それでも、プールの中で珍しい日本人旅行者に興味を持ってくれた人たちとの会話は楽しかった。何人かの人に家への招待を受けたが残念ながら時間の短い旅、お断りした。
プールの前に川で知り合ったおじ様にバーベキューに招待されていたので約束の場所行く。
おじさん・ムスタファさんはイスタンブルから大き目のワゴンに乗って2週間ほどの一人旅を楽しんでいた。
私が行くとすでにいくつも肉を焼いていてくれて、たーくさん私のお皿へお肉やら野菜を盛り付けてくれた。
「ここらへんのお肉はおいしいんだよ!」
ほんとにおいしかった!!
ムスタファさん!本当にごちそうさまです!
さらにムスタファさん、車で町まで乗せて行ってくれただけじゃなく、私の行きたがったカンガル犬の場所へも連れて行ってくれたし車の運転も楽しませてくれた。初☆左ハンドル。
←ピクニックスペースで
トルコ人らしくバーベキュー♪
↑ムスタファさんの車
敷地内には1匹の大きなカンガル犬がいた。
さすがカンガル!偏見?
とてもおとなしいわんちゃんで気持ちよさそうにお休み中。
人懐っこそうだったけれど、
「カンガル犬は普通のわんちゃんと違うぞ。」という彼hercaiの言葉、
「カンガル犬は怖いよ〜」「気をつけてね」と言った
トルコ人たちの言葉が浮かび近くで手を差し出す気にはならず。