
ザンジバル
イーストコースト
パジェへ



















ザンジバルのストーンタウンには
歴史と文化が色濃く残っているけれど、
他の地域には豊かな自然があふれている。
その中で私はパジェへ向かった。
美しいインド洋を目指して。
背の高い木の中でひときわ目立つやしの木たち。
ああ、南国だぁ!
空港を出てすぐ。あっという間に旅行者はいなくなった。
ザンジバルの空港に着いて、私はその足で島の東端にあるパジェへ向かうと決めていたけれど、そのためにはバスの拠点となる島の中心ストーンタウンに出なくてはいけない。
乗り合いで安く行けそうな車を探したけれど、ほとんどの旅行者(ヨーロッパ系)は迎えに来ていたちょっと大きめのバスやらに団体でワゴンに乗って消えてしまっていた。
いつしかポツンと残された私一人、結局ワゴンタクシーにお願いをして、ストーンタウンのバス乗り場まで。
空港からの大通り。↑乗り合いバスダラダラ。
道の数箇所にはタンザニアではなくザンジバルの旗↑
バス乗り場にはたくさんのワゴンのほかに
たくさんの乗り合いバス、ダラダラ。
やっぱり旅の楽しみの一つとして、その地へ来たのならその地でしか味わえない交通機関も楽しみたいもので、今回はトラックの荷台に向かい合わせ担って座るダラダラという乗り合いバスに乗るのを楽しみにしていた。
「パジェ行きは?」
と聞くとうれしくも、指を指されたのは私の理想のローカルの足、ダラダラ♪乗り込もうとしたとき、
「こっちのが早いからこっちに乗れ。」
と、ミニバスに代えられてしまった・・。お葬式会場とかへ向かう感じの自動車学校とかのようなバス。でも、聞いてみると見掛けは違ってもこれも「ダラダラ」 つまり、ミニバスはダラダラなのですね。
まだほとんど人が乗っていなかったミニバスで、しばらく人が集まるまで待たなくてはいけなかったけれど、そのおかげで特等席に座ることができた。一っ番前の一人がけの席。一人だけの窓付きだ!変わる景色を前からも横からも楽しむことのできる最高の席だ。
この席のおかげで、景色の楽しさは倍増だった。
かなり人が集まってからの出発かと思いきや半分今日で出発したバス。そんなに人を集めなくてもいいのかなぁと思ったら、やはり足りないようで、さらに客の見込めそうな市場の周辺を往復しての客引きをしていた。
美しい景色も大好きだけれど、人の生活臭の中の空気はたまらない。
←普通に大きい木が・・。
↓色鮮やかな南国の花
←人と荷物がごちゃごちゃに。
↓乗り物は屋根もフル活用。
コンクリート作りの大きなマーケット。
走り出して30〜40分くらいたった頃には、いくつか過ぎた町の景色がのどかなこじんまりとした村と、生い茂った木々の景色に代わっていた。
見上げないと上まで見えないほどの木が何種類も道の脇にさらにその奥に空に向かい伸びている。
木だけの森の道に感動しながら進むとふいに歩いていたり、自転車に乗る人を追い越す。
どれだけこいで、どれだけ歩いて目的地に着くのだろうか。
木しかないだろうと思う場所でふとその間から家が見え、子供が庭先で遊ぶ姿が見える。
隣の家まで、学校までどれだけかかるんだろうか。
景色は南国そのもの。
海までは後しばらく。
通りすがりの村のマーケット。
バナナが枝のまま軒に下がる。
↑小学校は平屋建てがほとんどのようだ。
ちょうど終わりの時間のようで、学校帰りの子供たちを
多く目にした。、イスラム教が多いザンジバルでは
子供も女の子はきちんとスカーフをつける。
よく見ると人が登ってた。
目的地まで
どれだけかかるのか。
1時間半の道のりはすごく楽しかった。
この数日見てきたタンザニア内陸の豊かな自然とは全く違う自然と空気の流れるザンジバル。わずかな滞在ながらもここでの時間に胸がわくわくした。
ずっとほぼまっすぐ突っ切ってきた道で、検問のような場所を通り過ぎた。パジェの町の入り口のようだ。まだあたりに家は多くはなかったけれど、少ししてこのまっすぐ来た道の行き止まりにあるロータリーが見えた。
「パジェ?」
そう聞くと周りの人がうなずく。
ダラダラはすでにロータリーを過ぎ、停留所になっているらしき場所で止まると次々に人が降りた。私の乗ったこのダラダラはさらに先のブゥエジューに行くもののようで、まだ中には半数以上の人が乗っていた。でも、私の目的にはパジェ。
あわててバックパックを担いで南国の日差しの下に降り立った。
パジェだ〜!!
本で見た美しいエメラルドグリーンのインド洋がもうすぐある!

この広場にはゴールがあった。
サッカー場のようだ。
でもいるの人ではなく・・牛。

ストーンタウンから来た道の突き当たりにあるパジェのロータリー