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でもキリマンジャロを目指す多くのヨーロッパ人旅行者の姿を目にすることができる。
町のいたるところから雪をいただくキリマンジャロの美しい姿が見える。
迫力満点に町を見下ろしている。
のどかな鉄道の駅で。奥にはキリマンジャロ。
モシについてすぐにホテルにチェックイン。時間はすでに夜の8時半くらいだった。
そこまでおなかもすいていなかったし、長旅だったのですぐにでも部屋で休もうかと思ったけれど、もったいなくて、でも外は街灯も少なく出かける場所もなさそう。と、思って選んだのはこのホテルの食堂。屋上で朝食を取ると聞いていたので、上にあがってみることにした。アフリカの初日をのんびりアフリカのご飯でも食べてすごそうをおもった。
私の部屋は3階、屋上は5階だ。階段に着くとすぐに、人にぶつかりそうになった。ごつい
ヨーロッパ系のおじさんだ。挨拶の延長ですぐに話が始まって
「屋上?食堂は閉まってるよ。僕は1階のレストランから戻ってきたんだけど、よければ1杯一緒しよう。」
と言うことで彼はまだ早い夜にさらに1杯を、私は軽く食事をとることにした。
彼の名前はコンスタンティノス。旅で会うには珍しいギリシア人だった。私の旅行の中でギリシア人に会ったのはバンコクの空港で1度だけだ。ちなみにギリシア行きの登場ゲートで。そりゃいるよね。
彼の目的は旅と言うよりも登山。キリマンジャロ登山だ。せっかくのタンザニアに来てサファリには全く興味がないらしい。でも、彼に言わせればせっかくのタンザニアに来てキリマンジャロに登らないなんて、となるんだろうけどね。
私のギリシア旅は首都アテネから船で地中海を渡ってトルコへ行った島巡りだ。コンスタンティノスは私が立ち寄ったトルコよりのある島の隣の島から来ていると言う。
「島で働いているの?どんな仕事があるの?」
と言う問いに、
「僕は船乗りなんだ。」
初めてであった船乗りさんだ〜☆
知らなかったのだが、船乗りと言うのは常に航海を続ける船で、任期の来た人が次の人と入れ替わってさらに航海を続けるらしい。そしてその入れ替わる場所は、呼ばれる次の人の国かと思いきや、
「呼ばれた場所まで飛行機で行くのさ。」
え〜、なんだか船乗りさんが飛行機で移動って、しっくりこない響きです。
1時間か2時間くらい、いろんな話をしながら涼しくなったアフリカの夜を楽しんだ。
別れ際、最初に会った階段でもう会うことはないだろう彼とさようなら。
でもね、翌朝偶然にも同じ時間に朝食を迎えた私たちはお互いの写真を撮り合って、改めてお互いの旅の安全を祈って改めてお別れしたのでした。一緒にキリマンジャロコーヒーを楽しんで♪今回の旅のひとつの目標です。キリマンジャロを見ながらキリマンジャロコーヒーを飲む!
船乗りさんかぁ。
疲れていたにもかかわらず、あまり寝つきはよくなかった。外は結構涼しいのに部屋は少し蒸し集め。南半球に位置するタンザニアは夏です。
蚊を媒体としたマラリアに気をつけなくてはいけない土地柄、ベッドの上には蚊帳が。そして念のためここからメリの蚊取り線香生活のはじまり。常に旅では新しい香水を買ってその香りに旅を思い出すのだけど、毎晩毎晩風通しの悪い部屋で苦しいほどにたいた蚊取り線香・・・この香りこそ紛れもなくメリのタンザニアの思い出のひとつに!涙 あ、もちろん香水の香りでも思い出せますが。
朝、ホテルの屋上のテラスから町を見下ろすとその先にはキリマンジャロ。町の景色が低い
今日は午前中をモシを散策して1時間強をかけてサファリの拠点となるアルーシャへ移動する予定だ。明日からのサファリに参加するために。うまく見つかるか不安なので、昼ごろには出発したい。残念ながら結構短いモシ散策だ。
ホテル裏には木が生い茂り、
きれいな花を咲かせていた。
いざ町へ!ホテルを出てすぐの大通り。
←奥に見えるキリマンジャロに
惹かれて歩く。
←町にはたくさんの種類の花が。
花を見ると花が好きな母ちかこに
パシャリ。
←パイナップル売りの荷車。
↓よく見てみると学校だ。
通りをキリマンジャロに惹かれながら歩くと
たくさんの人が集うバスターミナルがある。
今日はここからアルーシャへ向かうことになる。
道を歩いていると大通りだけあって、いろいろなものがこの通りに沿って建てられていた。タンザニアはイギリス領であった歴史から英語を公用語とするということをはじめ多くのイギリス的要素を垣間見ることができるが、インド洋を渡ってたくさんのインド商人やオマーンと言ったアラブの商人が行きかった国なので、その影響も多大にある。
それが民族と宗教。
ここでも、ホテルから歩くこと5分弱でまずインドのヒンズー教の寺院を通り過ぎた。そしてさらに歩いて3分ほど。次に現れたのはイスラム教の寺院・モスクだ。
通りの柵にもイスラムの象徴である月と星をあしらった飾りが施されている。イスラム建築やイスラムの国々が好きな私なので思わずわき道にそれて入り口を探して敷地へと入ってみた。敷地には生活する人がいて私の姿を見ると子供たちが小走りにでも少し恐る恐る近寄ってきた。顔立ちは明らかにアラブが入っていた。
アラブに近いイスラム圏だけれど、アラビア半島やモロッコで見たモスクやトルコやウズベクのモスクよりもスリランカやマレーシアで見たモスクとイメージが近かったように感じる。基調となる色はイスラムでの天国の色緑だ。
中までは入らなかった。入れなかったとも思う。
内陸はキリスト教の影響が一番強いと聞くけれど、イスラムもかなり強く根付いているようだ。
モスクの道をさらに下って、地図にあった駅のほうへと向かって見ることにした。駅はその町のひとつの入り口だ。独特な鉄道の駅の雰囲気が好きだ。
道は舗装された道路から歩きにくい土の道に。すぐ脇には掘っ立て小屋のような場所で生活する人たち。スラムだろうか。
駅では入り口よりも先に手前の線路を越えて歩く人たちが見えた。草がかなり生えた線路をまたいで少し低くなった駅の向こう側から歩いてやってくる。こちら側の町の中心部へと出勤するのだろうか。
私のその流れに乗って線路へと入った。左手に駅舎が見える。さらに奥の背景はもちろんキリマンジャロだ。
列車の本数はかなり限られているようで、人々はあせる様子もなく線路を渡り、駅舎の前ではヤギの親子がのどかに草を食んでいた。なんともほほえましい。
その姿を撮る私に列車を待っているのか?何をしているのか、駅のベンチに座るおじさんたちが手を振ってくれた。
振り替えす「ジャンボ!(こんにちわ!)」
駅の脇に立っていた建物の
屋根にも緑豊かな季節、
鮮やかな花が咲いていた。
ここから入るはずの駅舎の正面。ここから駅を後にした。
町の緑の豊かさはアフリカへのイメージの期待を裏切らなかった。多くの花が咲く景色は緑だけではなくなおのこと旅にある私の目を癒して楽しませてくれた。
人口10万人の都市であることがうそのように景色は低く緑が豊かで静かな町だ。
駅を出て大通りへ向かう
わずかな距離もこんなに緑が。
←私の中のステレオタイプのアフリカの女性像だ!
頭に物を乗せてゆったりと歩いている。
↓町の中心は緑に囲まれた時計台。
いくつもの道がここに通じている。
ヒンズー寺院にイスラムのモスクを通り過ぎ、ホテルへの折り返し地点をさらに先にあるキリスト教の教会に決めていた。荷物を置いているホテルへ戻らなくてはいけないのと、バス乗り場もホテルから近かったからだ。
どんな教会だろうと思っていたら、なんとも煉瓦の美しいこぢんまりとした、東欧の正教会を思わせるような教会だった正教会だったのかな?。
小学校らしき建物。
門にはライオンと戦う人間の飾り。
ライオンはここでも強さの象徴のようだ。
実際のライオンが生息する国では
その説得力が違って感じる。↓
とてもきれいないでたちの教会
今はアフリカの桜ジャカランダの季節でもあったようで、
一度は見たいと思っていたジャカランダをここで見れるとは!
薄紫の小さな花がたくさん咲いて、散った花もまた
日本の桜同様に地面をやさしくきれいに彩っている。
満開だったらもっとすごいんだろう。ああ見てみたい。
母ずっと見たがっている光景でもある。見せてあげたい。
花に見とれる私を眺めていた少年。
今度は私からパシャリ。
←うれしそうにわき道から出てきた少女たち。
私とカメラに気づくと恥ずかしそうに一人はかくれて
一人は微笑んでくれた。
↓私の横を同じ方向に歩いていた少年たち。
しばらく同じ方向に歩いて別れた後も
手を振ってくれた。すごくやさしそうなかわいい少年たちだった。
いいにおいがすると思ったら!
軒先でカバブを焼くレストラン。
時間とおなかに余裕があったら
立ち寄ったのに!
教会でUターンをして時計台まで戻り、さらに進む。時計台にはさっき歩いた駅からの道とホテルへつながる大通りもつながっていた。私はホテル前の道と並行するもうひとつの大通りを歩いた。
大通りも景色は低い。
キリマンジャロは後になった。
かわいらしい赤い建物。
ホテル前の通りとこの大通りにはさまれて
バスターミナルがある。景色の奥には
さっき立ち寄ったモスクの尖塔が見える。
バスターミナルに併設された建物には中庭もありたくさんのお店も
入っていた。マーケットのような感じ。
バスターミナルにはもちろん多くのバスが並んでいたけれど、印象的だったのは後ろに描かれた野生動物たちとタンザニアの自然だ。見ていてとても楽しい。
バスによっては東京の何倍もある国立公園を横切るものもある。おもしろい。
のんびり歩いていたけれど、昼前には次の目的地アルーシャへと向かいたかったので、ホテルへ戻ることにした。荷物を持ってさっき歩いた道をもう一度歩く。
するとさっきはまだ閉まっていた多くの店が開いていた。
面白かったのはたくさんのテイラーがあったこと。お店の前に足踏み式のミシンが数台並んで、小さい個人商店は1台置かれて、歩道で黙々と仕事をしていた。
彼らも、そして他の人たちも、目が合うととてもやさしく微笑んでくれた。
「ジャンボ!(こんにちは)」
歩いて7分くらいか、バスターミナルへ着く。
バスターミナルへ入ってすぐに
「アルーシャに行きたい!」
とそこら辺で働いているっぽい人に告げるとゆっくり走り出したバスを指された。
走って追いついて飛び乗った。
「アルーシャ?」
みんながうなづく。
もう席はすべて埋まっていて、立つ場所も結構人が乗っている状態。アルーシャとモシの間はたくさんの人が行き来するので、バスも頻発していると聞いたけれど、ほんとにいっぱいの人が利用している。
初めてのバスにウキウキだ。