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アヌラーダプラへ

アヌラーダプラ へ
スリランカ 到着 へ

乗り込んだ列車にはすでにけっこう人がいて、外の景色を楽しみにしていた私だけれど、残念ながら窓側には座ることができなかった。車内は通路を挟んで3人掛けの向かいあわせの席と二人がけの向かい合わせの席が並んでいた。私は二人がけの席の通路側。座っていると時間を過ぎても人が乗ってきた。
ようやくというか、列車は出発した。

私にとってはこの列車の旅がまず最初に目にするスリランカの姿だ。全てのものがそれは新鮮に目に飛び込んでくる。

ツイていることに、私のは斜め前の窓際には英語を話すスリランカ人の男性が座っていた。彼は国連の職員で、今回は休暇でアヌラーダプラより先にある実家に帰るところだった。
親しみやすく親切な彼は私を気にかけてくれて、外の景色で何かあると私にいろいろ説明をしてくれた。
移り行く車窓はそれは緑豊かな、やさしい景色だった。
時折停まる駅の景色が、ああこれがスリランカなのか、と人々の生活の一部を垣間見せてくれた。

車内でもスリランカらしいものを見ることができた。車内販売に乗り込んだおじさんが持っていたのはかごにたくさんのサモサなどきっと中にはカレー味の具がぎっしり詰まってるのかおいしそうな揚げ物たち。他に回ってきたのはガムに、何があったか、私には面白い時間だった。

私の横に人懐っこそうに、私を見つめる少女が立っていた。隣には弟らしきそっくりな子供と、多分お母さん。外国人の私に興味を持って見ているのがわかる。微笑むと気持ちよく微笑み返してくれた。
ポケットにもっていたラメの入ったピン止めを渡してあげると嬉しそうに手に握り締めた。弟と二人に飴玉を渡す。にっこり笑ってバッグにしまっていた。しばらく続いたそんな彼女とのやり取りも1時間ほどだろうか彼女たちを見送って終わった。いろんな人が行きかう列車の旅が楽しい。

この旅の中で一番長い道のりだった。
コロンボからアヌラーダプラまで6時間。これから待ってる旅にドキドキわくわくな道のりだった。
この列車の旅を楽しくしてくれたお兄さん・タンサンさんどうもありがとう。

私はアヌラーダプラ駅に降りた。

車窓を楽しむ。 左端は仲良くなった乗り合わせていた乗客のお兄さん。

途中駅の少し手前で列車は減速。
わんこが様子を伺って列車を眺めていた。

たくさんの人が降り立つアヌラーダプラ駅

スリランカ

すぐ隣に立っていた制服の少女