プロローグ 〜スリランカへ

スリランカへ行くまでその予定は二転三転もしてようやく行けた旅行だった。
きっかけ
スリランカに行くと決めたのはマイルがきっかけだった。
初めてためたタイ航空のマイルがたまり、どこへ行こうかと考えていた。私の持つマイル数で行けるのは日本から南アジア圏(インド周辺)までだった。タイやシンガポールへ行くにも同じマイルが必要となる。人気のある観光地はたくさん安いチケットが出ているから、少しマイナーなできる限り遠くの場所へ行こうと決めた。
そのときの希望がスリランカかネパールだったのだ。そこでスリランカを選んだのは本当に単純な理由で、旅を計画していた1月がネパールではそれは寒かったから。行くならヒマラヤが見たいけれど冬になんて寒いのが嫌いな私にはありえなかったのだ。
予定変更
と言うことで決めたスリランカ、予定は1月22日からだった。
でも、起きてしまった。12月末のインド洋の津波。
観光客の落とすお金は大切なものになるのだろうけれど、とてもじゃないけど、傷から1ヶ月も経たないスリランカにただ自分が楽しむための旅行に行くような気分にもならなかったし、失礼な気もして私は予定をGWに変更。そのころ病気が蔓延したりしていないか少しだけ不安もあった。でもそれは行ってみて心配の必要はないと知ったのだけど。
自業自得?のハプニング
マイルでの特典旅行の予定を変更したのが1月。それから私はそのチケットをどこかにやってしまった!←ありえないことだが、なくしてしまったのだ、バカメリ。落としたのか、変更で不要と思って捨てたのか・・・いや、とにかく旅まで1ヶ月と少しとなったとき、探しても見つけられなかった。
ついに1ヶ月となったとき、タイ航空に電話した。電話口の女性は
「失くしてしまわれたのなら、再発行はできないものですので・・・。出発まで探していただくしか・・・」
私に言われてもねぇ、な雰囲気がぷんと漂う言い方で、自分が悪いけれど腹が立った。マイルの紛失について全く知らなかった彼女はそれは長く私を電話口で何度も待たせた挙句、そんな対応で、かなり私はいらだった。あああ!そんなはずないでしょう!
でも、タイ航空にそう言われてはどうしようもない。
かなり肩を落として半諦めのときに、会社のいくらちゃんにもその話をしていた。するといくらちゃんも「それっておかしいよ!ためてきたものが1枚の券だけになるなんて」
いくらちゃんはすぐにマイルに詳しいいくらちゃんのお友達JBさんに聞いてくれた。
「マイルは有価証券だから、再発行されないのはおかしいって!JBがね、東京のタイ航空に電話したら再発行可能だってよ!」
それは警察にちゃんとした紛失届けを提出して、再発行手数料とあわせてもって行ったらいいというものだった。私はこれを知らなかったら1回の旅行をダメにしてしまうこところだった。ほんとにこの旅ではいくらちゃんとJBさんに感謝しなくちゃいけない。
数日後、会社の昼休みにタイ航空のオフィスへ向かう。
対応してくれたのは、前の電話口の女性(メリ怒)とは全く違う、感じのいい人で、内容を伝え、家にあった発行について送ってもらっていたFaxを見せると、
「はい、再発行いたしますね。」
あっさり。ついでに書くと紛失届けもいらなかった。
待つこと20分、私はスリランカ・コロンボ行きのチケットを手にしていた。
タイ航空は、タイにはまってるときから愛着があって使っていた会社。そうなだけに、一人とはいえスタッフの対応の悪さ、間違った案内にはがっくりだった。大なり小なりそういった態度と案内はすべきじゃない。まして今回のような旅という金額的にも何より、期待のあるものをつぶすようなこと。
自業自得でもあるんだけどさ。
出発
私が予約をしたとき、出発日の土曜には名古屋発の便はなかった。そのため行きは関空からの出発だったのだが、津波で予定を変更した後で、名古屋では万博へ向けて中部国際空港セントレアが開港した。それに伴ってタイ航空は増便。私は同じ日に名古屋からの便があるにもかかわらず、わざわざ関空まで出て行くことになってしまったーー。マイルのチケットは日は帰れても便の変更はできないのだ。
さすが・・・ゴールデンウィークだった。最近の私が関空を使うほとんどは、深夜便のタイ航空・エミレーツ航空などだったから、昼から、それも連休の関空の姿は想像以上にすごくって、はるか先まで並ぶ列にビックリうんざりした。
飛行機はフィリピン・マニラを経由してバンコクに着いた。大好きなバンコク、2年半ぶりだった。
1泊してバンコクを散々歩き回った夜、空港へと向かった。バンコク発スリランカ・コロンボ行きのフライトは夜便なのだ。
いろいろあったけど、私はようやく、スリランカ・光り輝く島へ降り立った。
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