







ただフィヨルドが見たくてノルウェーへの旅を決めた。
行ってみて、ノルウェーは私にとっての
お気に入りの国のひとつになった。
それはフィヨルドが実際に、想像以上の
すばらしいものだっただけではなくて、
他の豊かな緑と自然、そして、
寒さを感じない暖かくなるような
文化や人がいたからだ。
フィヨルドの玄関口でもある西の街ベルゲンはノルウェーで第2の都市。
街並みは世界遺産でもある。雨が多い街だけど、晴れたら望む景色は本当に美しい。
フィヨルドは写真で見て、それだけでも感動して、訪れたのだったけど、
まさに「百聞は一見にしかず」。「歴史」と言うには深すぎる長い年月がここには刻まれていて、
ここだけの静寂と木々の緑、深い濃紺の水の流れ、心もきれいにしてくれるかのようだった。
オスロは、便利さとはまた違った居心地のいい都会だった。
私の旅は初夏だった。大通りカール・ヨハン通りに大道芸人たちが集い、みんなが短い夏を十分に謳歌する。
その空気が本当に楽しかった。